第17回
女性研究者・技術者全国シンポジウム
(2024年1月30日更新)
日時:2023年8月19日 (土) 13:00 - 17:00
Zoomによるオンライン開催
参加費: 無料
テーマ:大学院生から学長までの道のり
大学における女性研究者の割合は,まだまだ十分とは言えませんが,少しずつ増えつつあります.しかし,女性の上位職(いわゆる学長,副学長,学部長,教授等)の数はまだまだ多くありません.今回のシンポジウムでは,女性の上位職が増えない状況,女性が上位職となったときの困難などについての情報を共有し,女性が大学の意思決定にこれまでよりも関わるようにするために解決しなければならない問題について議論したいと思います.
プログラム(予定)
13:00-13:05 進行に関する説明 実行委員長 笹倉万里子
13:05-13:10 開会のことば JSA女性研究者・技術者委員会 委員長 廣森直子
13:10-15:10 基調講演:河野銀子氏(山形大学)
「女性学長を増やすための6つの鍵:女性学長の共同研究を通して」
JSPS科研費(19K21738)の助成を受けて取り組んだ共同研究をベースに,日本の女性学長をめぐる量的質的分析結果の一端をお示しします。なお、研究成果の一部と女性学長連続シンポジウム登壇者の講演録は、『女性学長はどうすれば増えるのか』(東信堂)に収録しております。
15:10-15:25 休憩
15:25-16:55 パネル・ディスカッション
「院生からここにいたるまで、そしてこれ から」
大竹美登利氏(元東京学芸大学),岸田未来氏(立命館大学),宮本ともみ氏(岩手大学)
司会:久米鏡花,峰尾菜生子
大学のいわゆる「執行部」を経験された方・経験されている方に,大学院生から現在にいたるまで,特に執行部を引き受けられることになった経緯や決意するに至った心境,執行部を経験することでそれまでと違ったことは何か,どのような困難があったのか,失敗談,そしてこれからに向けて特に若い人に向けてのメッセージなどをお話していただき,それをもとにディスカッションを行います.
16:55-17:00 閉会のことば
閉会後,1時間程度オンライン懇親会を実施する予定です.